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唯一無二の“カッコイイ”植物を求めて /叢店主 小田康平

今年の5月、ラボのような、はたまたギャラリーのようなスペース「Qusamura Tokyo」がオープンした。多肉植物業界ではつとに知られた人物・「叢 - Qusamura」の小田康平さんによるショップである。そこは、東京にありながら、最寄駅から遠く、まわりには商店がない静かな住宅街に佇むお屋敷の一角だ。「ライン=線」をコンセプトにした空間は驚くほど静かで、小田さんが扱う多肉植物と己を対峙することができる。

“かわいい”のではない、“いい顔”をした多肉植物


多肉植物がブームとなって久しい。いや、もはやムーブメントとなり、「プクッとしたかわいらしい」見た目や「手がかからない」という容易さもあって、そこかしこで見かけるようになっている。専門店だけでなく、雑貨系のセレクトショップにも並べられ、いまやムーブメントというか日常的なものと言っていいだろう。
けれども、「叢」にある多肉植物は、それらとはまったく一線を画す。孤高というか、崇高というか、イカすというか、アヴァンギャルドというか、なんと喩えればいいのかわからないが、ともかく印象的な多肉植物がそろっている。