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最も重要なのは、コミュニティをつくる力/サラリーマン猟師 小川岳人

IT業界に身を置いた20代、趣味の狩猟をライフスキルに変えていった30代。これまでの小川さんの人生を改めて振り返ると、やはり彼のバイタリティの高さを感じずにはいられない。そもそも東日本大震災を経て、都心から郊外への移住を決めた行動力がすごい。そして小さなSNSグループの輪を、罠シェアリングという形にまで広げていったことも素晴らしい。連載3回目となった本稿では、小川さんの気づき、そして将来についての展望を紹介する。

仲間と協力するから、貫けるコンセプトがある


「たとえば、山で鹿を仕留めたとします。でも、それをどうやって担ぎ降ろすのか。仲間がいれば降ろせても、単独ではどうすることもできません。ソロハンターに憧れる人もいますが、美味しい部分だけ切り取って、結局はほとんど捨てることになっちゃうんですよ。」



その単独狩猟とは真反対のコンセプトが罠シェアリングだ。小川さんたちは協力して行動するのが大前提。加えて、小川さんは「僕らは決して捨てないんです」と話す。罠シェアリングは、肉も皮も骨も有効活用することを目指している。