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軽井沢発! 醸造所を持たない“幽霊”ブルワリーの自然派クラフトビール

2020年1月12日(日)、13日(月・祝)の二日間にわたって、原宿のBA-TSU ART GALLERYで開催するd365のマーケットイベント「サンロクゴ商店街」。本連載では、このイベントにご参加いただくショップやブランドの魅力を深堀りインタビュー。今回紹介する「ココノホップ」は、長野県軽井沢でオリジナリティ溢れるビールを製造するクラフトビールメーカー。「KOKAGE BEER(コカゲビール)」と「Otton Organic Beer(オットンオーガニックビール)」の2つのブランドを手掛ける気鋭のビールの作り手だ。代表を務める采女隆博(うねめたかひろ)さんにこだわりのビールについて伺った。

“幽霊”ブルワリーのデザイナー




采女さんが「ココノホップ」を立ち上げたのは、2014年。18年間勤めていた大手クラフトビールメーカーを退職し、自らの考える理想のビールを求めて地元軽井沢でビール造りを始めた。

「ココノホップでは、多品種少量の醸造やイベント出展などで直接お客様に提供するなど、大手メーカーではできなかったことにチャレンジしています。また、委託醸造という形で自社ブルワリーを持たず、新潟など近隣のブルワリーに醸造を委託したり、設備を借りたりしながら、それぞれのブルワリーの特徴を生かした多種多様なビール造りを行っています」

委託醸造は「ファントム(幽霊)ブルワリー」とも呼ばれ、自社に醸造設備を持たず、他社のブルワリーの長所や特性を見出してビール造りをすることで、独創性に富んだ味をつくることができる。また、小規模ビジネスであらゆるビールを作れるというのもメリット。

「『ここのホップ(=ビール)、おいしいよね』『やっぱりここだね』と言ってもらえるように、ココノホップと命名しました。小ロッドで特徴のある味かもしれませんが、これがココノホップのビールなんです。いまや日本中でたくさんのクラフトビールが誕生していますが、こうした新しいビール文化の一翼を担えればと思っています」

「KOKAGE BEER」と「Otton Organic Beer」



ココノホップの看板ブランドは、「KOKAGE BEER」と「Otton Organic Beer」。ともに炭酸を圧入せず、発酵に伴う炭酸のみで作る自然発泡製法を採用しており、それぞれ軽井沢らしいオーガニックなビール造りが特徴だ。

「KOKAGE BEERは、厳選した麦芽とホップだけを使ったモルト100%のクラフトビールです。ブランドコンセプトは『森と人をつなぐビール』。年間700万人訪れる軽井沢の観光客は、軽井沢の自然に惹かれていらっしゃっているのだと思います。軽井沢の森を感じて飲んでもらいたいので、KOKAGE(木陰)と名付けました」

今回は、サンロクゴ商店街で販売していただくのは、IPA、セッションIPA、ピルスナー、ホワイトエール、スタウトの5種類の生ビール。専用のビアカーでSサイズ(500円)、Mサイズ(700円)、Lサイズ(900円)を提供予定だ。

「今回はお持ちできませんが、Otton Organic Beerも自然派のクラフトビールです。『生物多様性』をテーマに、クレジットには絶滅危惧種のオットンカエルのデザインをあしらい、香ばしいカラメル麦芽の風味とほんのりとした甘みが特徴です」

イベント当日は采女さんも店舗に立つ予定で、「特にKOKAGE IPAが人気ですので、楽しみにしててください!」とのこと。KOKAGE BEERを片手にサンロクゴ商店街を楽しんでいただきたい。

【マーケットイベント『サンロクゴ商店街』】
日時:2020年1月12日(日)10:00~20:00
2020年1月13日(月)10:00~18:00
場所:BA-TSU ART GALLERY(150-0011東京都渋谷区神宮前5-11-5)
入場料:無料(事前登録が必要となります。こちらよりご登録ください。)
主催:株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント

text山田 卓立