
今年で10周年を迎えるミコト屋が新たな挑戦を始めようとしている。それは、ミコト屋初の実店舗となる八百屋と出荷場、そして旬の青果とフードロスを活かしたアイスクリーム屋を併設する旅の拠点「Micotoya House」を作ることだ。

種の蒔き方や、畝の立て方、剪定の仕方などの技術的な違い、そして経験やこだわり、信念といったパーソナリティまで、農家の数だけ生産方法も違ってくる。ミコト屋は、旅をして農家の方たちと直接会うこと(=「FarmTrip」)で、ひとつの野菜にまつわるストーリーを知り、消費者に届けている。それこそが生産者と消費者を繋ぐ“八百屋”の役割であり、責任であると考えているためである。