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大型バイクデビューにもオススメ。鼓動感が心地いいトライアンフの新『STREET TWIN』に試乗してみた

クラシックな外観ながら、現代的なスペックと装備を備える“ネオレトロ”や“モダンクラシック”と呼ばれるバイクたち。イギリスの老舗バイクメーカー「トライアンフ」もその人気をけん引してきたメーカーのひとつで、代表的モデルのボンネビル・シリーズは、同社のブランドイメージを決定づけてきた存在といってもいいだろう。

そんなボンネビルの入門モデルに位置付けられる『STREET TWIN』の新型がこのほど登場。丸いライト、エンジンの存在感が映えるカウルレスのボディといった「これぞバイク!」然としたルックスはそのままに、エンジン性能や足回りが強化された。

クラシックな雰囲気を演出する各部のこだわり




エンジンに備え付けられたフィン、キャブレターのように見える部品……この『STREET TWIN』は一見、古き良き時代の空冷エンジンのキャブ車のようにも見えるが、水冷エンジンにインジェクションを搭載した現代のバイクだ。こうした細部のデザインにこだわることで、クラシックな雰囲気を演出しているのだろう。



純正カスタムパーツも豊富に用意されており、その総数はなんと140種類以上。タンカラーのシートやレザーのサイドバックをつければ、さらにレトロなイメージへと変貌する。

安心感のある装備と電子制御




とはいえ、見た目はクラシックでありながら、中身は正真正銘最新のバイク。最高回転数7500rpm、最高出力65馬力を発揮する並列二気筒水冷エンジンをはじめ、高性能なカートリッジ式のフロントフォーク、ブレンボのキャスティングキャリパー、トルクアシストクラッチにより、走行性と操作性は高い次元でまとめられているのだ。



最新モデルらしい電子制御も搭載。走行モードはボタン一つで切り替え可能だ。ABSやトラクションコントロールも相まって、「Rain」モードでは雨の日などグリップが悪い状況における安心感がアップする。

ふらっと遠出したくなる気軽さ




それではここからは軽く試乗してみたインプレッションを。跨ってみると、低いシート高と先端が絞られたシート形状もあいまって足つき抜群。身長168㎝の筆者でも余裕のベタ足だ。



試乗当日はあいにくの雨だった上、混み合った都内の街中ということもあり、あまり『STREET TWIN』のスペックを発揮することはできなかった。とはいえ、水冷にも関わらず、空冷のような「ドコドコ」と脈打つエンジンの鼓動感はバイクとの一体感を増してくれるし、クラッチは軽くレバーを指で引くだけで切れるので、操作にストレスを感じない。ふらっと遠くまでツーリングに行きたくなってしまいそうだ。

そんな『STREET TWIN』の気になる価格は105万600円~。スタンダードで操りやすく、それでいて安心感もあるので、大型バイクの初心者にもおススメだ。『STREET TWIN』で大人の階段を上ってみてはいかがかな。

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トライアンフ

text石川順一