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ヒーロー気分に浸れ!200万円以下で買える前2輪、後1輪の個性派3輪マシンCan-Am『Ryker』に試乗してみた

10年以上にわたり3輪車を手掛けてきたCan-Am(カンナム)のラインナップは、通常のトライクとも、ヤマハ『NIKEN』に代表されるLMWとも違う魅力を持っている。前2輪、後ろ1輪というレイアウトで、クルマの安定性とバイクの爽快感を両立した走りを味合わせてくれる稀有な乗り物なのだ。デザインもハリウッド映画に出てくるマシンさながらのインパクトがあり、一度目にしたら忘れられない。

そんなCan-Amのラインアップに新しく加わった『Ryker』は、走りの楽しさはそのままに、これまで以上にヒロイックな外観が特徴のモデル。アイアンマンかバットマンの新作に登場するマシンと言われても違和感がないくらいで、特撮やアメコミ好きなら一見の価値アリだ。

ヒーロースーツが欲しくなるカッコよさ




どっしりと構えた2本の前輪に、大きなラジエーターダクト、サイドエアインテークに釣り目の2眼ライトなど、かなりスポーティなデザイン。エッジの効いたカウルで覆われたシートやスイングアームも相まって、SFっぽさ漂う外観だ。

バッドマンやアイアンマンのスーツを着て乗っていてもかなり似合いそう。実践すればネットで話題になった千葉ットマンのように、人々に笑顔を届ける存在になれてしまうかもしれない。

低価格な上に初心者も安心なAT


これまでのCan-Amは最も低価格なモデルでも237万円だったが、『Ryker』ではかなりの低価格化が試みられている。ラインナップも600ccのエンジンを積んだ『Ryker600』(135万9000円)、900ccエンジンの『Ryker900』(159万9000円)、そして900ccエンジンかつオフロード向けの『Ryker Rally Edition』(176万4000円)の3種類あり、いずれも200万円を切っている。セカンドマシンとしても手に入れやすい価格設定だ。



加えて、変速も従来モデルよりカンタンに。これまでのCan-Amのモデルでは手元のボタンでギアチェンジを行っていたが、『Ryker』は無段階変速のCVTを採用し変速操作が不要になった。アクセルをひねるだけで最適なギアを選んでくれるし、フットブレーキなので、アクセルをにぎる右手とブレーキを踏む右足の操作だけで、ほとんどのコントロールができてしまう。

注目度抜群の走りとスタイル




実際に運転してみると、個性的な見た目からは想像できないほど良好な操作性に驚かされる。クルマよりもコンパクトだから取り回しはいいし、視界を遮るものがないバイクのような乗車スタイルのおかげで、周囲の状況を把握しやすい。スクーターのように気軽な操作と相まって、気負わずにスイスイと乗れてしまう。



カーブでの安心感もしっかりしている。バイクとは違い、曲がるときに車体を傾ける必要がないからだ。路面に張り付くようにタイヤが踏ん張ってくれることもあり、コーナリングスピードもかなり出せる。バイクとはまた違った爽快感のある走りを味わえるぞ。

なにより、自分がヒーローになったような気分にさせてくれるスタイリングがいい。あいにく試乗会場はクローズドコースだったが、公道を走れば注目を集めること間違いなしだ

ちなみに必要な免許は普通自動車免許のみ。バイクの免許がなくても乗れるのだ。低価格でスタイリッシュ、走りも楽しい、と3拍子揃った『Ryker』で、新感覚の3輪車生活を始めてみては。

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text石川順一