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橋本みゆきの2年ぶりのソロライヴレポート!デビュー15周年へ厳しい試験!?



アニソンシンガー橋本みゆきのソロライヴ“前期試験2017夏~集え試験監督!~ LIVEbattle!の成果は?橋本はデビュー15周年を迎えられるのかられないのか!?”が8月12日にShibuyaTSUTAYA O-EASTにて行われた。

本公演のタイトルの通り、来年デビュー15周年を迎える橋本。彼女は去年1年間、“15周年へ向けての武者修行!”とばかりに“LIVEbattle!~アナタの胸、お借りします。~”と銘打った女性アニソンシンガーとのツーマン企画ライヴや、イベントへの出演など、外に向けた活動を精力的に行ってきた。それらの活動の集大成として、ファンを“試験監督”に見立てて2年ぶりに行われた今回のソロライヴは、イントロがはじまる度に大歓声がわき起こる熱狂ぶり!新曲も多数披露され、15周年へと繋げる100点満点のステージを見せつけた。



2年ぶりのソロライヴの栄えある1曲目を飾ったのは、橋本の代表曲でもある、TVアニメ『咲-saki-』のOPテーマ「Glossy:MMM」。金髪を編み上げ、ロックテイストな衣装で弾けるように歌う橋本に、ファンのテンションは一気に上昇!1曲目とは思えないほどの熱気と盛り上がりだ。ゲーム「ましろ色シンフォニー」シリーズより、「シンフォニック・ラブ」「夢見るままに恋をして」が2曲連続で披露されると、作品名の“ましろ色”にちなんで、ファンが一斉に白いペンライトを振る粋な計らいを見せ、思わず橋本も満面の笑みを零す。

「2年ぶりのソロライヴ!来てくれてありがとう!可愛い曲を二曲連続で聞いて頂きました。みんな、試験監督の気持ちで来てくれた?百点?いやいや、百万点の間違いでしょ!」ユーモアたっぷりなMCでひと笑いとったあとは、ライヴ初披露の新曲を含む、近年の楽曲を3曲連続で披露した。

橋本の声の伸びやかな響きと表現力が存分に発揮された「こころに響く恋ほたる」。艶っぽい歌唱と笑顔に会場みんながときめいた「恋のパレード」。橋本にぴったりな瑞々しいアッパーチューン「初恋サンカイメ」。彼女の持つ様々な魅力をしっかり伝える、バラエティ豊かな新曲達に、ファンのレスポンスも上々だ。



「私、歌詞の中でたくさん初恋してますね(笑)。来年はデビュー15周年ですが、まだまだ初恋させてね! みんなの応援に私のこれからの初恋もかかってます(笑)。80歳まで初恋させてね!」

確かな手応えを感じたのか、15周年、そしてその先の活動への意気込みをエネルギッシュに語ったあとは、昨年のツーマン企画ライヴ“LIVEbattle!~アナタの胸、お借りします。~”にちなんだコーナーへ。橋本が同企画で共演したアーティストの楽曲をカバーし、アニメ・ゲームファンにはたまらないサプライズとなった。

「ダンスに挑んだのは『LIVEbattle!』が初めてだった」とはにかみつつ、「月聖ノ蒼炎曲」(榊原ゆいカバー)では本人顔負けのダンスを披露!しっかり踊りながらも安定した歌唱に、デビュー15周年を控えた実力を感じさせる。更には超ハイトーン・アップテンポな高難度楽曲としてアニソンファンにおなじみ、「Like a Green」(AiRIカバー)も力一杯全力投球で歌いきり、フロアからは検討を讃える拍手と「すごい!」「がんばったー!」という歓声がわき起こった。

「AiRIちゃんにカバーしてもらって、すごい可愛かったんだよね!でも、オリジナルは私だぞって事で!(笑)」

大盛り上がりの同コーナーの締めくくりはアニメ『あかね色に染まる坂』OPテーマより「初恋パラシュート」。可愛いらしい初恋を歌い上げる歌詞に合わせて橋本がキュートにポーズを決めると、ヒューヒューとノリの良い声援が上がった。この日のオーディエンスは2年ぶりのソロライヴへの期待と喜びをぶつけるかのようにコールや声援が多く、終始良い温度感だった事が印象的だ。

ファンへの嬉しいサプライズはまだまだ続く。なんとアコースティックコーナーでは、ファン人気の高い「L」と「虹色センチメンタル」が、アコーディオンやウインドチャイムやカホンなどの贅沢な編成で披露された。もともと“みゆきの部屋”と称したアコースティック企画を行うほど、アコースティックアレンジには思い入れのある橋本。暖かく豊かなアコースティックサウンドと、女性らしい美しい歌声のハーモニーは、会場全体に素晴らしい音楽体験をもたらした。更には、ライヴでは久しぶりの披露となった「innocence」、「Sky Sanctuary」と、ミディアムナンバーを2曲続けて披露した後、この日初解禁の新曲についてアナウンス!まだタイアップ情報も未解禁の、東京ゲームショウで披露予定という新曲「Dive into…」が、超先行でファンの耳にいち早く届けられる事となった。ピアノサウンドのシーケンスと橋本の歌声がキラキラと輝くアップテンポナンバーに、また会場のテンションが一気に沸騰する。
「良い女のみんな!良い男のみんな!手、叩いてみよう!」

ライヴ後半戦は「Cheer Up!」よりスタート。
思わず笑顔になってしまうような橋本の煽りに合わせて、会場に割れんばかりのハンズクラップが響いた。「Be Ambitious,Guys!」では歌詞が空耳で「地鶏の長男」に聴こえるというファンの間のネタにちなんで、橋本がニワトリの写真が貼られたうちわを振りかざして歌い、会場は大爆笑!筆者がびっくりして2階席のプレスブースから落っこちてしまいそうになるほど大きな、「地鶏の長男~♪」というファンのシンガロングが響いた。(ちなみにこの時のうちわはなんと、“LIVEbattle!”で共演した際に、榊原ゆいからプレゼントされたものとの事!)



その後も「The Day Takeoff」「Futuristic Player」「New SPARKS!」…、とアッパーチューンが立て続けにドロップされ、O-EASTには汗ばむような熱気が立ちこめる。会社帰りだったのだろうか、ワイシャツのそでをまくり、満面の笑みでペンライトを振る男性ファンの姿が印象的だった。希望やきらめきやときめき……、日常のなかで時に見失ってしまうようなエネルギッシュな気持ちを、もう一度思いださせてくれる理屈ではないパワーが、橋本の歌にはあるのだ。

「みんなコミケには行った?今日は二日目みたいだね。がんばれ!今日はここで打ち上がって、明日も頑張ってね!(笑)」
アニメ・ゲームファンの夏の最大のイベント、コミックマーケットへの参加者に労いの言葉をかける心遣いもありつつ、本編ラストは「New SPARKS!」。シンガロングと笑顔とペンライトの光が眩しい、橋本らしいピースフルなクライマックスとなった。

熱いアンコールに応えて、アンコールパートでは新曲の「アオイトリ」を皮切りに「Faze to love」「微熱S.O.S!!」の3曲が披露された。橋本は制服をモチーフにした本ライヴのTシャツにプリーツスカート姿で登場し、ファンから「かわいいー!」の声が上がる。このスカートは、橋本自ら買いに行ったとの事。この細部まで手を抜かないファンへのサービス精神が、橋本が長い間第一線で活躍するシンガーとして愛されつづけてきた理由のひとつなのだろう。

「すっごい楽しかったです!試験は合格かな?みんなにパワーをいっぱいもらったので、15周年がんばるぞ!来年また絶対会おうね!」
この日一番の大歓声に深々と頭を下げ、橋本は颯爽とステージを去った。終演後に会場を後にするファンの、晴れ晴れとした笑顔が印象深い。15周年、20周年、そしてその先も初恋を歌い、希望を音楽にするパワフルな橋本の姿が見えたような気がしたのは、筆者だけではなかっただろう。



TEXT by 高崎光

2017年8月12日(土)
“前期試験2017夏~集え試験監督!~ LIVEbattle!の成果は?橋本はデビュー15周年を迎えられるのかられないのか!?”

<セットリスト>
1:Glossy:MMM
2:シンフォニック・ラブ
3:夢見るままに恋をして
4:こころに響く恋ほたる
5:恋のパレード
6:初恋サンカイメ
7:月聖ノ蒼炎曲(カバー)
8:Like a Green(カバー)
9:初恋パラシュート
10:L(アコースティック)
11:虹色センチメンタル (ボサノババージョン)
12:innocence
13:Sky Sanctuary
14:Dive into…
15:Cheer Up!
16:Be Ambitious,Guys!
17:∞未来
18:The Day Takeoff
19:Futuristic Player
20:New SPARKS!

EN1:アオイトリ
EN2:Faze to love
EN3:微熱S.O.S!!

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