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BTS、EXO、TWICE、Wanna One…2017年最も輝いたのは?世界中のK-POPファンが注目する最大級の授賞式

Melon Music Awards 2017

多彩なジャンルと華やかなパフォーマンスで楽しませてくれる韓国の音楽シーン。なかでも旬の人気アーティストたちが一堂に会する大型イベントは、K-POPファンであれば見逃せないもののひとつだろう。

その代表格であり、最大級の祭典として長年親しまれているのが、韓国No.1音楽サイト『Melon』が主催するミュージックアワード『Melon Music Awards』だ。

昨年に続き今年も韓国の高尺(コチョク)スカイドームで行われ、2万人を超える観客を魅了した。国内はもちろんのこと、海外でも注目を集める恒例の授賞式の模様を完全レポートする。

TEXT BY まつもとたくお


新人賞は今夏デビューした、ボーイズグループ・Wanna One

オープニングを飾ったのは人気ボーイズグループのWINNER。今回のアワードのメインテーマである“宇宙”をイメージしたステージに現れたメンバーらは、2017年のヒットチャートを賑わしたダンスナンバー「LOVE ME LOVE ME」と「REALLY REALLY」を熱唱し、会場を一気にヒートアップさせた。

WINNER

その熱気が冷めないままTOP10(チャートで良い成績を収め、なおかつ多くのファンの支持を集めた上位10組)のうち2組が発表。選ばれたのはTWICEと頬赤い思春期。どちらもアイドル性と音楽的な魅力を兼ね備えた女性グループとして高い人気を誇る。

TWICE
頬赤い思春期

新人賞を手に入れたのはボーイズグループのWanna One。オーディション番組の出身で2017年夏にデビューを果たした彼らは、瞬く間にベテラン勢と並ぶほどの人気者に。今回の受賞は順当な結果と言えるだろう。

Wanna One

“トロット(韓国の演歌)の女王”ホン・ジニョンと、コメディアンのキム・ヨンチョルのコラボレーションステージで再び会場が盛り上がった後は、(自作曲「SHAPE OF YOU」がPOP部門でを受賞したイギリスのシンガーソングライターのエド・シーランのVTR出演をはさみ)TOP10の2回目の発表へ。

ホン・ジニョン、キム・ヨンチョル

BTS(防弾少年団)とEXOの名前が読み上げられると、これまで以上に大きな歓声が! 2組の人気と実力は誰もが認めるところ。今回のアワードでどんな賞を獲得するのか見ものである。

BTS(防弾少年団)
EXO

音楽シーンを開拓する、ふたりの女性シンガーHeizeとIU

インディーズ部門では男性デュオ MeloManceの「Gift」が、R&B/Soul部門は実力派のSURANが歌う「If I Get Drunk Today(Feat. チャンモ)(Prod. SUGA)」が受賞した。いずれの曲も表情豊かなボーカルとメロディの良さがヒットに結び付いたもので、K-POPのミディアムバラードの魅力を国内外にアピールした。

MeloMance
SURAN

新世代のガールズグループ GFRIENDのキュートなパフォーマンスに続いて3回目のTOP10の発表があり、女性シンガーのHeizeとIUが受賞した。Heizeはヒップホップと歌謡曲の境界線を無くし、IUは実力派アーティストとのコラボや懐メロのリメイクを通して新しいアイドル像を提示して評価されている。

GFRIEND
Heize
IU

フォーク/ブルース部門は、Apinkのウンジがソロ曲「The Spring(Feat. ハリム)」で受賞。前回はバラード部門で選ばれていた彼女だが、アイドルとしての魅力を振りまきながら、様々なジャンルにチャレンジする姿勢が今回の受賞に繋がったのだろう。

ウンジ

トロット部門は先ほど派手なステージで楽しませてくれたホン・ジニョン「Ring Ring(作曲家 Ver.)」が受賞した。この数年は若い世代向けの軽めのトロット(セミトロット)が人気を集め、彼女はその中心的存在として精力的に活動中だ。

ホン・ジニョン

すっかり祝福ムードに変わっていったイベント中盤

ここで新人ボーイズグループ JBJが、デビュー曲「Fantasy」でクール&ワイルドなパフォーマンスを披露。唯一の日本人メンバーである高田健太のこれからの活躍に注目したい。

JBJ

MBCミュージックスター賞(HyunAが受賞)、ラップ/ヒップホップ部門(Dynamic Duo、チェン「nosedive」が受賞)が発表された後は、女性グループ・Red Velvetが颯爽と登場。2017年の大ヒット曲「Peek-A-Boo」「Red Flavor」を歌い、会場を大いに沸かせた。

Dynamic Duo、チェン
Red Velvet

カカオホットスター賞の受賞者としてWanna Oneが紹介されたあたりから、イベントはすっかり祝福ムードに。そんな中、始まった、頬赤い思春期とMeloManceの癒される歌唱と演奏は、観る者をさらに幸せな気分にさせてくれた。

Wanna One
頬赤い思春期
MeloMance

Song Writer賞はIUが獲得。ホットトレンド賞は、SURANの出世作「If I Get Drunk Today(Feat. チャンモ)」の曲作りに参加したSUGA (BTS (防弾少年団))が手に入れた。両者ともに歌以外の才能が評価された結果であり、この受賞は今後活動するうえで大きな自信となったのではないだろうか。

SUGA、SURAN

女性ダンス部門は日本でも10代に絶大な人気を誇る、TWICE

そして女性ダンス部門はTWICE「KNOCK KNOCK」、男性ダンス部門はEXO「Ko Ko Bop」とK-POPファンも納得のグループが受賞。特にTWICEの一連の振り付けは、日本でも10代を中心に圧倒的な支持を集めているのはご存じの通りだ。

TWICE
EXO

ドラマチックな映像に導かれて登場したのは新人賞に輝いたWanna One。デビューして半年も経たないニューフェイスにもかかわらず、3曲も披露するという破格の扱いに彼らの大物ぶりがうかがえる。

しばしの休憩をはさんでHyunAのソロステージがスタート。大勢のバイカーやダンサーとともに現れた彼女は、この日が初披露となるナンバー「LIP & HIP」をセクシー&クールな振り付けとともに熱唱。その後はRed VelvetとWINNERのTOP10入りが発表された。

HyunA

2017年はたくさんのドラマ関連曲がチャートの上位にランクインされている。特にヒットしたのは『鬼<トッケビ>』の挿入歌だ。Aileeが歌う哀愁のバラード「I will go to you like the first snow」もそのひとつ。オリジナルサウンドトラック部門の受賞は当然と言っていいだろう。

Ailee

自信に満ちた姿を目の当たりにしたBTS (防弾少年団)

BTS (防弾少年団)のミュージックビデオ賞受賞に続き、IUが登場。センチメンタルなバラード「Through the Night」と「Dear Name」をしっとりと歌い上げて会場をクールダウンさせた。

BTS(防弾少年団)

そして最後のTOP10入りアーティストの発表へ。選ばれたのはWanna Oneだった。新人賞だけでなく大賞候補にもなった彼らが今後どのように成長していくのか、とても気になるところだ。なお、授賞式ではアナウンスされなかったが、BIGBANGもTOP10入りを果たしている。

Wanna One

Stage of the Year賞の発表(パク・ヒョシン「パク・ヒョシン 2016 LIVE : I AM A DREAMER」が受賞)が終わると、TWICEのライブが始まった。くるみ割り人形からヒントを得たユニークなパフォーマンスでドーム内の熱気は最高潮に。

パク・ヒョシン
TWICE

1theKパフォーマンス賞(GFRIENDが受賞)とネットユーザー人気賞(EXOが受賞)の発表に続き、BTS (防弾少年団)が熱いパフォーマンスを披露。国境を超えた人気を持つグループの自信に満ちた姿は、K-POPの明るい未来を示しているようだ。彼らはこの後、グローバルアーティスト賞を授与されたが、2017年はこの賞にふさわしい活躍ぶりであったことは言うまでもない。

アーティスト賞は“2017年の顔”と言うべき存在のEXO

いよいよ大詰め。EXOの力強い歌唱とキレのいいダンスで客席の盛り上がりがピークに達するなか、グローバルアーティスト賞に続いて3つの大賞が順に発表された。

EXO
EXO

今年のアルバム賞を手に入れたのは、IU(受賞作品は『Palette』)。「音源としての価値よりも、音楽としての価値をもっと考える歌手、作曲家、作詞家、プロデューサーになるよう頑張ります」という彼女のコメントにアーティストとしてのプライドを感じ取った人も多いだろう。

IU

今年のベストソング賞はBTS (防弾少年団)の「Spring Day」が選ばれた。「友達に会いたいという気持ちと、皆さんを慰めてあげたいという思いを込めて書いた」(メンバーのRMの受賞コメントより)この曲は、何カ月もチャート上位にランクインするほどのヒットを記録している。

BTS(防弾少年団)
BTS(防弾少年団)

今年のアーティスト賞は誰のものになるのか? 2万人以上の観客が固唾をのんで見守る中、読み上げられた名前はEXO。他の賞も複数獲得している彼らは、まさに“2017年の顔”と言うべき存在であった。

EXO

2017年のK-POPシーンは大きな動きこそなかったものの、ヒット曲の多彩さはこれまで以上であり、リスナーにとっては満足度の高い一年であった。それは今回の『Melon Music Awards』で受賞した各曲を聴いただけでも十分に伝わってくると思う。2018年もさらに充実したシーンになることを期待したい。

※授賞式では紹介されなかったが、バラード部門ではユン・ジョンシンの「Like it」が、ロック部門ではキム・ヒチョル(SUPER JUNIOR)×ミン・ギョンフン(BUZZ)の「Sweet Dream」が受賞している。

2017年12月2日@韓国・高尺(コチョク)スカイドーム
WINNER、ホン・ジニョン&キム・ヨンチョル、GFRIEND、JBJ、Red Velvet、頬赤い思春期&MeloMance、Wanna One、HyunA、IU、TWICE、BTS(防弾少年団)、EXO
※パフォーマンス順


番組情報

Melon Music Awards 2017 <レッドカーペット>
12/16(土)19:00~20:00

日本語字幕入り! Melon Music Awards 2017
12/16(土)20:00~24:00

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