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ザ・リーサルウェポンズ 80年〜90年代をキーワードに歌詞のおもしろさと音楽のカッコよさを高レベルで共存。衝撃のエンタメ!

ザ・リーサルウェポンズのライブを初めて観たときのインパクトは、本当に強烈だった。複数のアーティストが出演するイベントで、彼らのステージを初めて体験する客が多かったのだが、しっかりと会場を盛り上げ、笑いや歓声、拍手を巻き起こしたのだ。

80年代からタイムスリップしたかのような姿の男二人が「アニキ!アニキ!アニキ!」というコールを発し、ハードロックとシンセポップを合わせたサウンドととともに、シルベスター・ストローンやアーノルド・シュワルツェネッガーなどのアクションスターをイジりまくる楽曲の題名はずばり、「80年代アクションスター」。「エイドリアン!エイドリアン!」「アイルビーバック!アイルビーバック!」というサビのリフレインは大合唱され、80年代を知ってる人も知らない人も楽しく盛り上がることができた。深刻なニュースばかりが渦巻く昨今、彼らの(良い意味で)何も考えずに楽しめるエンタメ力は強く印象に残った。

…と、いくら言葉で説明しても彼らの面白さは伝わらないと思うので、まずは「80年代アクションスター」のMVを見てほしい。ジャンル的には“ネタもの”“コミックソング”ということになるのだが、歌詞、サウンドメイク、パフォーマンスを含め、かなり作り込まれていることがわかると思う。中心にあるのは、80’sの洋楽ヒットチューンのイメージを軸にしたサウンド、そして、マニアックなラインを突いてくる歌詞。B級感たっぷりの映像、メンバー二人のコミカルな動きも絶妙で、YouTubeのコメント欄でも「80、90年代のハリウッドスターと一緒に青春を駆け抜けた自分にとっては、このMVはたまらないです。小ネタがまた面白いww」「曲とPVの完成度が高過ぎてCDよりDVDで欲しい」「今更だけど 1:33 のブルースウィリスのとこで、ちゃんとM9使ってるの流石だと思った」と細かいネタまで読み取って楽しんでいる様子。“80年代・90年代”をキーワードにして、アーティストとリスナーのコミュニケーションが成立しつつあるようだ。