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高野 寛 コロナ禍で立ち上げたライブ配信『新生音楽(シンライブ)』と配信リリース&ドネーションを語る。

5月25日に緊急事態宣言は解除されたものの、エンターテイメント界はライブ・イベントの自粛要請を受け入れている状況が続いている。この春、世界を覆い尽くしたコロナ禍で深刻な打撃を受けた音楽シーンで、高野寛はいち早くライブ配信と配信リリースに活路を見出そうとした一人だ。自身が中心となったライブ配信プロジェクト『新生音楽(シンライブ)』は、5月31日にはすでに3回目を迎え、新曲のリリースやライブハウスを支援する『Save Our Place』」に賛同して2作品を配信リリース&ドネーションするなど自粛期間から立ち止まることなく、能動的に時代と音楽とコミットしている。デビュー30周年を超えて、「今、音楽と自分にできること」に邁進してきた高野寛に、3月から現在に至る活動と自身のスタンスを訊く。

取材・文 / 佐野郷子
撮影 / 高野 寛 斎藤圭吾(高野 寛&原田郁子)


◆高画質・高音質のスタジオライブ配信からスタートした『新生音楽(シンライブ)』
ーー 昨年はデビュー30周年アニバーサリーのライブや新作のリリースを行うなど、精力的に活動されましたが、2020年はどんな年にしようと考えていましたか?

30周年の諸々の行事を終えて、今年は事務所も体制が変わったので、その引き継ぎなどもあり、誘われたイベントを除くと自分のライブやツアーは入れていなかったんですよ。そろそろ動き始めようとした矢先でしたね、新型コロナウイルスの感染拡大が始まったのは。