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Still Life With My GTR

大きな時代の変わり目を生きる私たちに、明日のことを憂う暇はない。
いざという時自分を支えてくれるものは、胸の奥と手のうちにある「確信」しかない。
長きにわたってお届けしてきた連載も、いよいよ最終回直前。
山口洋という音楽の核心に迫る。


ギターを弾くこと。それはなにも考えないこと。無ではなく、からっぽになること。その空間のヴァイブレーションに身を委ね、空間にゆらぎを作りだすこと。時空をわずかに歪ませること。Still Life With My GTR。奥深すぎて、どこにもたどりつかない。たった6本の弦、そして2つのてのひら。

遠い日。

あのときギターに出会わなかったら、いったいどんな人生を送っていたんだろう? 今となっては想像もできないけれど、14回目の誕生日は僕の人生を決定づけた。