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原作を知らなくてもドハマりできた! アニメ『プリンセスコネクト!Re:Dive』は続編にも期待したくなるファンタジー&アットホーム作品

2020年春クールに放送されたアニメは飛び抜けた大ヒットはなかったものの、良作ぞろいだった。その中でも、『プリンセスコネクト!Re:Dive』(以下『プリコネR』)は、同クールの人気作を相手に健闘していたダークホースと言えるだろう。原作ゲームに触れたことのない純然たる“にわか”な筆者がドハマりして、いつしか毎週の疲れた心を癒す清涼剤となっていた本作の魅力について語らせてほしい。



文 / 福西輝明


◆作品に散りばめられたアットホーム感と金崎監督独特のコミカルテイスト
原作ゲーム『プリコネR』は、スマホからコンシューマーまで幅広いゲームタイトルを手掛ける株式会社Cygamesが2018年2月に配信をスタートさせた“ドラマチックアニメRPG”。流行り廃りが激しく、配信から1年も待たずに消えていく作品も少なくないソシャゲ業界にあって、『プリコネR』は手堅い人気を保ち続けている。そんな本作のアニメ化は、原作ゲームファンにとっては一大ニュースだったに違いないが、原作ゲームを知らなかった筆者はソシャゲ原作のありふれたアニメとしかとらえていなかった。しかし、絵のかわいさに惹かれてなんとなく見始めたところ、すぐにその考えを改めることになった。

基本的にはコミカルで軽い作風のアニメなのだが、全体に流れる空気がとてもアットホーム。主人公を取り巻く仲間たちの温かでゆる~い空気感に触れていると、なんだかこっちまでホンワカさせられてしまう。彼らのにぎやかでハチャメチャで、なごやかな日々をずっと見守っていたい。そして毎週見続けていると、まるでそこに“自分の居場所”があるかのように錯覚させられる。そんな温もりと癒しを得られるアニメだった。