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魅惑のバリトンボイス、聴かない日はもはやない!? 声優「諏訪部順一」幾多のハマり役と出世作を振り返る

この人の声を知っておけばアニメがもっと楽しくなる(はず)! 今、旬を迎えている声優の魅力をクローズアップする連載コラム。今月は、『テニスの王子様』跡部景吾役、『Fate/stay night』アーチャー役、『ユーリ!!! on ICE』ヴィクトル・ニキフォロフ役などで知られ、現在放送中の作品でも『GREAT PRETENDER』、『呪術廻戦』などのメインキャストとして大活躍中の諏訪部順一(すわべじゅんいち)さんに大注目! 声優界になくてはならない存在となったバリトンボイスの魅力に迫ります。


◆なぜ、この声を聴くとゾクゾクしてしまうのか?
人は強い感情を掻き立てられたとき、“鳥肌が立つ”という言葉で表現することがある。鳥肌は、自律神経の働きにより毛穴の根元にある立毛筋という筋肉がギュッと縮んで、寝ていた体毛が引っ張られて立毛し、毛穴の周囲が少しだけ隆起することで起きる。人が最も鳥肌を実感するのは、寒気を感じたとき。体毛に覆われた動物が毛を逆立てて温かい空気を蓄え、寒さをしのぐメカニズムの名残りなのだそうだ。それはつまり、人間の体が持つ天然の防御本能。恐怖や驚きを感じてゾッとしたとき、映画や音楽に感動を受けたときも鳥肌は立つが、それは予想もしなかったものに襲われ、平静な精神を保つために肉体が自然に防御反応を行うから起きるのでは?

そして“いい声”も人に鳥肌を立てさせる。諏訪部順一の声を表現するときに頻繁に目にする言葉は “セクシーな声”。その響きは、特に女性にとってまさに鳥肌ものだ。その鳥肌も、クールめな役柄ではゾクッと、ソフトめな役柄ではソワソワッとした感覚になる。きっと、彼の声からあふれ出す色気が、ナチュラルに身の危険を感じさせるから、鳥肌が立つのでないか? と考えたくもなる。