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ビジュアルの違和感で原作を邪魔してはいけない。『約束のネバーランド』でみせた、板垣李光人の矜持

2016年から4年にわたって『週刊少年ジャンプ』で連載された、白井カイウ(原作)&出水ぽすか(作画)による『約束のネバーランド』。コミックス全20巻の累計発行部数が2,500万部を突破し、TVアニメ化もされた人気作が“日本で”実写映画化されると聞いて、「なかなかハードルが高いのでは?」と思った人も多いだろう。

ヨーロッパのお屋敷を思わせるハウスに、多国籍な子どもたち。なかでもメインのエマ、レイ、ノーマンは、キャスティングを誤ると作品の雰囲気すら壊しかねない。赤毛のエマ、黒髪のレイはまだしも、髪だけでなく太い眉毛まで白いノーマンのビジュアルを再現できる若手俳優がいるのだろうか? と思っていたが、キャスト発表で「板垣李光人」の名前を見て得心がいった。なるほど、中性的で美しいビジュアルをもつ彼ならばできるだろうと。当然、板垣李光人も自身のニーズをしっかりと理解し、役に臨んでいたのだった。

取材・文 / とみたまい 撮影 / 増永彩子


◆原作ファンが実写化に望むことを、自分は理解できている。
映画『約束のネバーランド』 板垣李光人 WHAT's IN? tokyoインタビューーー 本作の出演はオーディションで決定したとのことですが、オーディション時にアピールしたことは?

ノーマンは漫画だと11歳、映画では15歳という設定でしたが、いずれにせよ、歳のわりにはすごい落ち着いていますよね。エマやレイと比べても、年上に感じるようなところもあるので、オーディションの際もガツガツいくというよりは……僕も普段、はしゃぐようなタイプではないので、そのままでいこうと意識していたかもしれません。