
美少女艦船化した西川貴教のビジュアルも大きな話題となった、人気ゲームアプリ『アズールレーン』のCMソングがついにフルバージョンで配信リリースされた。王道でありながらも、最新モードをも感じさせるロックチューン「As a route of ray」だ。約1年ぶりのソロ名義となる今作について、楽曲が生まれた経緯やソロプロジェクト・TNNKとしての歌への想いなど、インタビューを進めていくなかで彼の口から次々に飛び出してきた言葉には、今の西川貴教が色濃く反映されている。また、モデルジャパン部門ゴールドクラスにて優勝に輝いたフィットネスコンテスト『BEST BODY JAPAN 2020』日本大会など、2020年の活動もたっぷりと振り返ってもらった。2021年、西川貴教はどこに向かうのか。その先に広がる景色にますます期待が募る。
取材・文 / 本間夕子 撮影 / 荻原大志

◆ショートバージョンをずっと聴き続けてくださっていた皆さんには、ホント「お待たせしました!」っていう気持ちです
ーー 年の瀬も押し迫った12月30日に配信リリースされた「As a route of ray」ですが、これは2020年のうちに届けたかったということでしょうか。
というよりは、コロナ禍でリリースのスケジュールや組んでいた予定が色々とズレてしまったからですね。本当ならもっと早く、ゲーム『アズールレーン』のCMが始まったタイミングにリリースしたかったんですけど。でも、ちょうど新しいバージョンにアップデートされたCMが公開されているので、そこにタイミングを合わせられた感じにはなったかなって。これまでCMやYouTubeで公開されていたショートバージョンをずっと聴き続けてくださっていたさん皆さんには、ホント「お待たせしました!」っていう気持ちです。
ーー 西川さんが出演されたNISSIN POWER STATION[Reboot]のこけら落とし公演でフルバージョンを初披露されましたね。