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現場の雰囲気は作品にも繋がると思った――鈴鹿央士が映画『蜜蜂と遠雷』から学んだ現場つくり。ドラマ『ホリミヤ』インタビュー

俳優と呼ばれる人の中には、芝居が上手いとか、キャラが立ってるとかいう次元を超えて、自然に目が吸い寄せられるインパクトを放つ人がいる。鈴鹿央士は、まさにそんなタイプの俳優だと思う。当時通っていた高校をロケで訪れた広瀬すずの目に留まり、その場でスカウトされ芸能界へ。映画『蜜蜂と遠雷』で松岡茉優、松坂桃李と肩を並べ、天才ピアニストを演じ、鮮烈なデビューを飾った。その後もNHK連続テレビ小説『なつぞら』、映画『決算!忠臣蔵』、テレビドラマ『MIU404』などの話題作に出演。久保田紗友とW主演を務めるドラマ『ホリミヤ』がスタートする。少年のような無垢な眼差しとおっとりした飄々さの中に凛とした強さを感じさせる破格の存在感をぜひ、その目で確かめて欲しい。

文 / 井口啓子 撮影 / 増永彩子


◆宮村くん以上に地味な学生生活を過ごしていました(笑)
ホリミヤ 鈴鹿央士 WHAT's IN? tokyoインタビュー

ーー 『ホリミヤ』は人気コミックの実写化作品ですが、高校生の日常をリアルに繊細に描いた青春ジュブナイルになっています。

最初にお話を聞いた時は、“壁ドン”みたいなやつかな、と想像したんです。そういった青春ものを演じ慣れていないので、少し恥ずかしいなと思っていました(笑)。でも台本を読んだら、想像していたものとは違っていて。高校生の日常のちょっとした出来事とか、友達との何気ないやりとりとか、普通の高校生が描かれていたので、僕としてはすごくやりやすかったです。誰かを好きになるという役どころも初めてだったんですけど、あまり照れずに自然に演じられました。