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誰の人生にも少なからず存在する『あの頃。』。 松坂桃李が説く“何かに夢中になれる日々の素晴らしさ”

主演・松坂桃李、監督・今泉力哉、脚本・冨永昌敬。映画ファンには垂涎のトライアングルがつくりあげたのは、“遅れてきた青春”を謳歌する男たちの輝ける日々=『あの頃。』! 原作は、ミュージシャン/漫画家として活躍する劔樹人が2014年に上梓した自伝的コミックエッセイ『あの頃。男子かしまし物語』。2000年代前半、松浦亜弥を筆頭にアイドルシーンを席巻したハロー!プロジェクトのタレントたちに魅了されたオタクたちの、暑苦しくも微笑ましく、ちょっとせつなくて…だけど、やっぱり最高な“推しのいる日常”を、エモく描いていく。

松坂が演じたのは、主人公の劔。今や、よく知られた話だが、劔の人生を変えた松浦亜弥とは同じ中学の出身という縁もあって、感慨深い一篇となったようだ。そんな当時のエピソードも踏まえつつ、『あの頃。』に思いを馳せてもらった。

取材・文 / 平田真人 撮影 / 増永彩子


◆好きなものを共有できる人とは壁を軽々と超えて仲良くなれるという強味があることを実感しました。
ーー もはや、さまざまなところでお話されていますが…今考えるとすごい世界線ですよね。松浦亜弥と松坂桃李が同じ中学に通っていたって。