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22/7 新作は相手への思いやりとは何か?自問する1曲。西條和、白沢かなえ、海乃るり、涼花萌の4人に、作品の解釈と卒業するリーダー帆風千春への想いを訊く。

11人組のデジタル声優アイドル、22/7(ナナブンノニジュウニ/通称:ナナニジ)が前作「風は吹いてるか?」から5ヵ月ぶりの7thシングル「僕が持ってるものなら」をリリースした。2月28日(日)にはパシフィコ横浜国立大ホールにて本作の発売記念ライブを開催し、その日をもって、2016年時のグループ結成からリーダーを務めてきた帆風千春が卒業する。昨年9月に開催されたデビュー3周年アニバーサリーライブで、初めて現メンバー11人でのパフォーマンスが実現し、同年11 月には「11(イレブン)」というタイトルの配信ライブを開催した彼女たちは、帆風のラストシングルにどんな思いで臨んだのか。本作のカップリング収録された紅白ユニット曲で、白組にチーム分けされた西條 和、白沢かなえ、海乃るり、涼花 萌の4人(武田愛菜は学業のために活動休止中)に話を聞いた。

取材・文 / 永堀アツオ 撮影 / 荻原大志


◆やさしい気持ちで進んでいったほうがいいのかなって(西條)
22/7 西條 和 WHAT's IN? tokyoインタビューーー 7枚目のシングルの表題曲「僕が持ってるものなら」を最初に受け取った時はどう感じました?

【 西條 】 これまでの表題曲は孤独を歌ってきて。前作で、「流されちゃダメだ」って、人に向かって言うようになったので、私の中ではちょっと進んだ感じがしていたんですね。だから、個人的に次の曲はどんな感じになるんだろうって気になっていたところに、この曲が来たので、やさしい気持ちで進んでいったほうがいいのかなって思いました。

【 白沢 】 海乃るりちゃんと天城サリーちゃんと一緒にいた時に聴いたんですけど、「舞踏会で踊ってそうな曲だね」っていう話になって。歌詞は、前作の「風は吹いてるか?」は聴いてくれる人に向けて訴えるような歌詞だったんですけど、今回は1stシングル「僕は存在していなかった」みたいに、自分の気持ちについて考える曲になってて。私の中では原点に戻ってきたのかなっていう印象を受けました。

◆「愛があればいいよな」っていう自分の中で答えが出て(涼花)
22/7 涼花 萌 WHAT's IN? tokyoインタビューーー 曲調はワルツになってます。海乃さんはライブのソロコーナーで、キャラソンの「人生はワルツ」を歌ってました。

【 海乃 】 そうなんですよ。ナナニジの表題曲としては今までにない曲調なんですけど、私は元々ワルツ調の曲が好きなので、すごく素敵だなって、嬉しくなりました。

【 涼花 】 私もこれを聴いて、「ワルツや!」って思って。ジュンちゃんの「人生はワルツだ」が大好きだったので、それを思い出してウキウキしてたんですけど、歌詞はナナニジらしさが詰まってて。考えさせられそうになったんですけど、よーく考えたら、やっぱり「愛があればいいよな」っていう自分の中で答えが出て。だから、この曲を聴くと、「愛を持ってよう!」って思えますね。ふふふ。

◆相手に対して、何かしてあげたいっていう気持ちは伝わってくるけど、それがなんなのか、あまり自分でよくわかってない。だからこそ、全部あげるって言ってるのかなと(白沢)
22/7 白沢かなえ WHAT's IN? tokyoインタビューーー (笑)いろんな捉え方ができる曲ですよね。西條さんはライブで「自分が持ってるもの全てを投げ出しても救いたい大切な人。でも、救えないという自分の存在価値を見出せない歌です」と言ってました。そういう意味では、絶望を感じる人もいるんじゃないかと思います。

【 西條 】 私も「愛を持ってよう」とは思えなかったんですね。主人公は全部あげたいっていう気持ちがあるけど、結局、相手が欲しがっているものは持ってない。そこはすれ違ってて。全部まるくは収まらないところがあるなと思いつつ、でも、全部あげられるっていう優しさと、相手への思いやりはすごく大事だなと思います。

【 白沢 】 私は、その優しさもわかるんですけど、結局、自分でしてあげられることが自分でわかってない人の曲なのかなって思って。相手に対して、何かしてあげたいっていう気持ちは伝わってくるけど、それがなんなのか、あまり自分でよくわかってない。だからこそ、全部あげるって言ってるのかなと思って。相手が望むこともあんまりわかってないし、自分が何をしたら相手の幸せになるのか、ちゃんと自分で考えているのかな? って思いました。

ーー かなえさんが一番厳しいですね(笑)。

【 海乃 】 私は最初に聴いた時に、最後まで救いがないなって思っていたんですけど、萌ちゃんがインタビューでずっと「愛があればいいんや」っていうのを言ってるのを聞いてたら、確かに愛があればいいのかなって思い始めて……。

◆愛というのは、何かの比喩表現かなと思うんですよね。それぞれが愛に変わる何かしらを持っているのかなっていう風に考えるようになりました(海乃)
22/7 海乃るり WHAT's IN? tokyoインタビューーー でも、かなえさんは相手はそれを求めてないんじゃないかって思ってるんですよね。

【 白沢 】 人によって感じ方は違っていいと思うんですけど、この人は「愛しかない」って言ってるけど、相手は本当は何を望んでるんだろうって。

【 海乃 】 私も愛があればいいのかなって思い始めた後に、さすがに愛は大きなテーマすぎるとなと思って。だからきっと、愛というのは、何かの比喩表現かなと思うんですよね。それぞれが愛に変わる何かしらを持っているのかなっていう風に考えるようになりました。

◆この曲が最後ってなった時に、「私は、ちはるんに何かできていたかな?」「残りの時間にちはるんに何をあげられるだろうな?」って思いながらやってました(西條)
ーー 本当にいろんな感情が交錯している曲だなと思うんですが、レコーディングはどうでしたか。

【 涼花 】 私は歌割りが一緒やった高辻麗ちゃんと二人で録ってたんですけど、全然声質が違うので、どうなるかなって思ってて。でも、歌い終わった時に「二人の声が混ざっていいね」って褒められて嬉しかったです。

【 海乃 】 私はキャラソンの時に、「ワルツは踊ってる感じで歌って」って教わっていて。「人生はワルツ」での経験を活かせてよかったと思いながら歌ってました。

【 白沢 】 海乃るりちゃんと一緒にレコーディングして。ワルツの専門……。

【 海乃 】 あはははは。いや、専門じゃないよ(笑)。

【 白沢 】 先生かな。私はワルツ初めてだったんですけど、海乃るりちゃんの歌い方を聴きながらレコーディングができたので、すごく影響を受けたかなと思います。

【 西條 】 個人的なんですけど、この曲は一人でレコーディングしてて。私が歌った後に、帆風千春ちゃんが歌ってて。この曲が、千春の最後の曲になるって知っていたので、結局は歌詞も、歌う時も、やっぱり、ちはるんを意識しちゃうというか。特に歌割りが、最初は一人ずつ歌ってるんですけど、そのあとは全部、ちはるんと二人で歌ってるんですね。それこそさっきの歌詞の話じゃないですけど、ちはるんはリーダーとして、グループのために今まで自分のことを我慢しながらやってきてくれて。この曲が最後ってなった時に、「私は、ちはるんに何かできていたかな?」「残りの時間にちはるんに何をあげられるだろうな?」って思いながらやってました。

ーー 答えは見つかりました?

【 西條 】 やっぱり、愛しかないのかなって。物理的に何かを施すっていうよりは、「ありがとう」ってこまめに伝えるようにしたり。あんまり話しかけるのが得意じゃないので、さりげな〜く近くにいるようにしたりとかしてます(笑)。

◆(2月28日のライブ)をやったら、ちはるんがナナニジとしてはステージに立たなくなるので、その日がちょっと来てほしくない気持ちもあります(白沢)
千春に負けずに私も頑張って、いつかどこかでまた出会えたらいいなって思います(海乃)
「頑張ってね」って背中を押せるように、毎日をちはるんとの思い出作りの日やと思って過ごしてます(涼花)
ーー (笑)皆さんは、帆風さんの卒業に対してはどんな心境でいますか。

【 白沢 】 ちはるんには歌の面でもリーダーの役割としても助けてもらってて。結成した時からいるメンバーが不意にいなくなるってどんな感じなのかが今でも分からなくて。皆さんに発表される前から知っていたことなので、その時はあまり実感が湧かなかったんですけど、2月に入ってから、もうすぐ終わっちゃうのかなって、すごい寂しくて。2月28日のライブも、ライブとしては盛りだくさんで大きなライブなのでやりたいんですけど、やったら、ちはるんがナナニジとしてはステージに立たなくなるので、その日がちょっと来てほしくない気持ちもあります。

【 海乃 】 精神的にも支えてもらっていたし、グループのことを一緒に話す機会も多くて。いるのが当たり前だったので、今でも実感がわかないです。本人には絶対に言わないんですけど、寂しくて寂しくてしょうがないですね。でも、今までグループのことをたくさんさせてしまっていたし、グループが重荷な部分もあったと思ってて。本人の夢は声優だし、ここからは本当に千春が自分の人生に向かって歩んでいくことになる。そのことはすごく嬉しいし、千春に負けずに私も頑張って、いつかどこかでまた出会えたらいいなって思います。

【 涼花 】 卒業するって言われて、「寂しい。やめんといて」っていう気持ちもいっぱいあったんですけど、ちはるんの中では、自分が将来やりたいことが明確に決まってて。それを叶えるために、一歩踏み出したことなので、「寂しいからこのままいといて」って言うのもちゃうんやなって思って。今でもやめてほしくないって思うんですけど、それでも、「頑張ってね」って背中を押せるように、毎日をちはるんとの思い出作りの日やと思って過ごしてます。

22/7 西條 和 白沢かなえ 海乃るり 涼花 萌 WHAT's IN? tokyoインタビューーー グループ全体を大きな母性で包んでいたような存在だったので本当に寂しいですね。さて、楽曲に話を戻しますと、今年1月に生配信されたアニメイベントでは「僕が持ってるものなら」の初披露もありました。

【 西條 】 あの制服を着て、この曲を踊っている姿がすごいよかったって言ってくださる方が多かったですね。今までの曲に比べると、フリがあんまり多くなくて。手振りが多くて、真っ直ぐに立ってる時間が長いので、衣装やフォーメーションが綺麗に見えるのかなって思いましたね。

【 白沢 】 1サビと2サビと3サビで、同じフリをしながら、足が動かなかったりとか、ちょっとずつ違って。どんどん感情が出ていく様子を表しているし、振付師さんにはダンスのキレではなくて、表情で見せてほしいって言われていて。配信だったからこそ、表情に注目して見ていただけたかなって思いました。

【 海乃 】 今までの表題曲と比べて、ダンスのフリが抑えられた、しっとりとしたフリなので、今まで以上に伝えることを重視してできたなって思いました。あと、個人的には、1サビ2サビ3サビで細かく違っているフリの違いをつけるのが本当に苦手で。本番で間違ったところをカメラに抜かれてしまったんですよ。ばっちり映っていたので、次はやらないぞ!と戒めにしております。

【 涼花 】 ふふふ。私、初披露の曲はいつも緊張して。ナナニジの曲はダンスが激しかったりするので、間違えたらどうしようってことばかり考えてやったんですけど、この曲はゆったりした、のんびりした気持ちでいて。フリもそんなに激しくなかったので、「愛をあげるよ」という気持ちでほっこりとできて。ナナニジメンバーはダンスだけじゃなくて、表情まで細かく表現できる子が多いので、配信で顔がアップになって、表情まで抜いてもらえたことがよかったなって思いました。

◆みうちゃんの成長やメンバー間の関係性の変化があったのかなって感じて嬉しくなりました(西條)
絆みたいなものを感じさせてくれるアニメーションだなって思いました(白沢)
ジャケットとこんなにリンクしているMVも初めてだったんです(海乃)
キャラクターと一緒にアイドルしてるっていうのが実感できて、一体感があるなって思いました(涼花)
22/7 西條 和 白沢かなえ 海乃るり 涼花 萌 WHAT's IN? tokyoインタビューーー MVも完成してますね。どう感じましたか?

【 西條 】 絵は止まっていることが多いんですけど、それでも全然飽きないというか、見入っちゃう感じがあって。最後に、(滝川)みうちゃんが一人だけ向こうにいて。他のメンバーがこっち側にいるんですけど、「僕は存在していなかった」のMVでも、みうちゃんは一人だけついていけなくて。その時は頭を抱え込んでる様子が描かれていたんですけど、今回のMVではみんなの方を振り返って笑っていたので、みうちゃんの成長やメンバー間の関係性の変化があったのかなって感じて嬉しくなりました。

【 白沢 】 MVでは、それぞれが一人でいるんですけど、リボンで繋がっていて。どこか、絆みたいなものを感じさせてくれるアニメーションだなって思いました。それこそ、なごみんがさっき言ったみたいに、最後にみうちゃんも笑って、みんなが待っている方に行くんだろうなっていうのが想像できるし、その後にこのジャケットのシーンがあるのかなって考えると、ジャケットも含めて完成形のようで、見ていてすごく楽しかったです。

【 海乃 】 実写とアニメの融合がすごくマッチしていて。なおかつ、この曲に合った描かれ方だったので、今までにない、また新たなMVだなと思いました。動いてばかりいるMVじゃないっていうのが、ダンスとも通ずるものがあって素敵だなと思ったし、CDジャケットとこんなにリンクしているMVも初めてだったんですね。アニメオタクなので、繋がりとか大好きなので(笑)、あ、嬉しいなって思いました。

【 涼花 】 みんなといる時の(神木)みかみちゃんの表情やポーズはふわふわはんなりっていう感じなんですけど、一人になってると、なんやろ、ふわふわしてるんじゃなくて、一人の人間として、悩み事や考え事もあるんやろうなっていう表情が見えて。「何考えてるんやろう?」ってすごい引き込まれる顔をしていたし、私たちもリボンを持って撮影させてもらう機会があって。キャラクターと自分自身の繋がりというか、キャラクターと一緒にアイドルしてるっていうのが実感できて、一体感があるなって思いました。

ーー ビジュアルや映像でリボンが象徴的に使われてますが、これまでにメンバーとの絆を感じた瞬間はありますか。

【 海乃 】 ほんとに些細なことなんですけど、結成当初は頑張ってしゃべるっていうこともあったんですね。でも、どんどん楽屋にいる時間が長くなってて。早く帰ればいいものを、みんなでずっとだらだら喋ってるっていうのが、年々増えていってるなって思うので、それほど、自分にとって居心地の良い場所になってるんだなって思いました。

【 涼花 】 8人曲が11人曲に変わった時に、私たち3人(涼花、高辻、武田)はフリでわからないところがあっても、なかなか自分から聞けなかったんですね。でも、るーりーをはじめ、メンバーが休憩中とかでも細かく教えてくれて。去年の1年間は特に、メンバーに助けられてる部分がたくさんあるなって実感しましたし、メンバーいてありがたいなって感じる日々でした。

【 西條 】 個人的になんですけど、前回のシングルを出すときに、番組でヒット祈願の企画があって。メンバー一人ずつがプレゼンをしてたんですけど、ちょうど休業してたメンバーが復帰してきたタイミングで、どうしても11人で何か作品を作りたいっていう話をしてたんですね。その時、ちょうど舞台があるメンバーがいたり、復帰したばかりとかで大変なメンバーもいたんですけど、私が提案した3メートルの大きい千切り絵をみんな、家で必死にやってくれて。しかも、みんなに申し訳なかったなって思ってたのに、ちゃんと完成した後、みんなが私に「よく頑張ったね」って言ってくれて。あの時は本当にメンバーに「ありがとう」っていう気持ちでしたね。

【 白沢 】 初期の頃は、ライブでスタッフさんに「MCがつまらない」って言われてて。私たちもどうしたらいいかわからなくて。当時は定型文だったり、ライブの練習中に言ったことを思い出しながら話してたんですけど、最近は、誰かがいきなり予定にないことを話し始めたりしても、るーりーが受けてまとめてくれたりして。そういうことができるようになったのは成長だし、メンバー間の絆も感じる瞬間ですね。

◆コンセプトが「甘ロリ」だったので、私もみうちゃんもそう言う感じではなくて。ちょっと馴染めるかなっていう不安がありました(西條)
22/7 西條 和 WHAT's IN? tokyoインタビューーー ありがとうございます。そして、このメンバーなので白組についてもお伺いしたいと思います。

【 西條 】 ユニットのメンバーは高辻麗ちゃんが決めてくれて。私が担当している滝川みうちゃんのペンライトカラーが白なので、白に入るんだろうなって思ってたんですけど、コンセプトが「甘ロリ」だったので、私もみうちゃんもそう言う感じではなくて。ちょっと馴染めるかなっていう不安がありました。

【 白沢 】 私も丸山あかねちゃんも「甘ロリ」とは遠いんですよね。でも、高辻麗ちゃんが、丸山あかねちゃんを白組に入れたのは意外要員という感じで、アクセントみたいになったらいいなって感じで入れてくれて。可愛い声のキャラクターばかりの中にちょっとピリッとさせる役目ができてたらいいなって思ってます。

【 海乃 】 私は可愛い感じの衣装が大好きだし、戸田ジュンもゴシックなことはあまりないので、甘ロリかなと思っていたので嬉しかったです。

【 涼花 】 私的にも可愛いのが好きで、みかみちゃんも見た目も中身もとってもふわふわで女の子らしい子なので、こっちやなと思っていたら案の定、こっちだったので、ハッピーっていう感じでした。

◆<だんだんハマるでしょう?>っていう歌詞があるように、聴けば聴くほどハマってきちゃって(白沢)
22/7 白沢かなえ WHAT's IN? tokyoインタビューーー 白組の曲「キウイの主張」は、ゆるいガールズラップになってますよね。

【 海乃 】 私、最後の萌ちゃんのラップがすごい好きで。声が可愛らしいし、パフォーマンスも可愛い。見てても、聴いてても楽しいので、ファンの方も喜んでもらえると思います。

【 涼花 】 すごく嬉しいです! 紅組の子らも私たちを見て、「可愛い」って言ってくれるので、この曲をやってる時、すごく楽しいです。ふふふふ。

【 白沢 】 最初に曲を聴いた時にラップぽいけど、早いのか遅いのかよくわからないリズムだったので、リズムをとるのが難しそうと思って。特になごみんの<勝手に/舌の上弾けてるの>とか。私だったらどう歌ったらいいのか想像もつかなかったので、実際に形になって、完成しているのが感動しましたし。あと、この曲、一番最初に聴いた時よりも、今の方がすごい好きで。<だんだんハマるでしょう?>っていう歌詞があるように、聴けば聴くほどハマってきちゃって。癖になるような曲だなって思うので、皆さんにもたくさん聞いていただきたいです。

【 西條 】 ユニットは一人で歌わないといけない場面が出てきちゃうので、馴染んでないのがバレちゃうと思って。ギリギリまで、代わりに萌ちゃん歌ってくれないかな? って思ってたんですけど(笑)、そういうわけにもいかないですし、レコーディング中も「もうちょっとぶりっ子できる?」って言われて。萌ちゃんとか、「みんな、声、可愛いしな。……あぁ……」って思いなりながら歌ってました。

◆ふわふわした空間にキウイたちが歩いてるっていう振り付けになってて。その世界観もダンスになっても可愛さがずっと続いてて、めっちゃ好きやなって(涼花)
22/7 涼花 萌 WHAT's IN? tokyoインタビューーー もうフリもついてるんですね。

【 涼花 】 はい! すごく可愛くて。特に、Dメロで、歌ってる子以外は、ほわんほわんって、ふわふわした空間にキウイたちが歩いてるっていう振り付けになってて。その世界観もダンスになっても可愛さがずっと続いてて、めっちゃ好きやなって思いました。

【 白沢 】 この曲は最初から最後まで皆がキウイになる感じです(笑)。イメージはCMのキウイのキャラクターの感じでやってます。

【 海乃 】 ザ・可愛い。それ以外ないですね。

【 西條 】 私、ほんとにあのダンスを人前でできるのか……。振り入れは今、なんとか乗り越えたところなんですけど……。配信だけだったら、他のメンバーが映ってたらいいなって思えるんですけど、お客さんがいるので、ちょっと逃げられないなって……。

レコーディングのブースに入ったら、いきなり、ガヤを入れますって言われて。私、事前に予期できないアドリブに弱いんですよ(海乃)
22/7 海乃るり WHAT's IN? tokyoインタビューーー (笑)ライブでの披露を楽しみにしてます。もう1曲、強烈なインパクトの「タチツテトパワー」についても聞いていいですか。

【 西條 】 この曲、歌以外に、メンバーそれぞれ違うことを合間に言ってて。ガヤっていうんですか。レコーディングの日に初めて言われて。私は<太陽は優しい>の後に「優しい」って囁いてって言われて。あとは、声の大きい人に任せようねってことになりました。

【 海乃 】 あはははは。そうだったんだ。知らなかった。

【 西條 】 何をするんだろうなって思っていたら、結構、みんないろいろやらされていたみたいで(笑)。イヤフォンで聴いてると、いろんな声が聴こえて面白いです。

【 海乃 】 仮歌には入ってなかったんですよね。帆風と天城が先に録ってたんですけど、いつになく長いなと思ってたら、「楽しいよ!」って言いながら帰ってきて。何をしたのかな?と思いながら、レコーディングのブースに入ったら、いきなり、ガヤを入れますって言われて。私、事前に予期できないアドリブに弱いんですよ。だから、記憶があまりなくて。何を言ったかも覚えてないんですよ。自分で聴いても、自分の声がどれかわからないんですけど、ナナニジの中ではなかなかない面白い曲なので、盛り上がる曲が増えて嬉しいです。

【 涼花 】 私は武田愛菜ちゃんと二人で録ったんですけど、ふざけるのが好きなので、ウキウキしました。最後の方やったので、他の子の声も入ってて、メンバーで何年も一緒にいるのに聴いたことのない、何言ってるかもわからんような言葉を高い声で言ってたりして。これ、誰が歌ってるの?って楽しい気持ちになっちゃって、いざ、あいなっちと二人で歌ったらすごい楽しくて。私たちは、「太陽の神」になってくださいって言われたので、太陽の神になったら、間奏部分の<た〜ち〜>が使われました。

【 白沢 】 ナナニジの曲はキャラクターの声で録ることが多いんですけど、この曲のガヤは「男っぽく」とか、「セクシーに」って言われて。全く違う声で言えたのが、いつもと違って新鮮で楽しかったです。ただ、なごみんが「キウイの主張」が恥ずかしいって言ってたけど、私はこれが恥ずかしいんです。弾け方がわからなくて……。腕を上げるとか、今までのダンスでもいっぱいあったんですけど、これだけなんか恥ずかしくて。手を挙げるのが恥ずかしい。

【 西條 】 (頷いてる)今回のシングルは、私、表題曲以外、全部恥ずかしい。

【 涼花 】 あはははは。大変やー。

【 海乃 】 「キウイ」と「タチツテト」のレコーディングは同じ日でしたね。

【 西條 】 その日がすごいしんどくて。でも、「僕は存在していなかった」からずっとやってくださってる方が「今までで一番しんどかったよね」って言ってくださって。でも、みんな、私以上にすごいことしてたので、すごいなって思ってて。だから今度のライブで全部、初披露するので、私にとっては難関です。

◆全ての曲が、この日しか見れないものになっていると思うので、私自身もそうなんですけど、しっかりと目に焼き付けて終わらせたいなと思います(西條)
22/7 西條 和 白沢かなえ 海乃るり 涼花 萌 WHAT's IN? tokyoインタビューーー その発売記念ライブに向けた意気込みを聞かせてください。

【 海乃 】 発売記念ライブをパシフィコ横浜でやらせてもらうことがすごいなと思っていて。こんな大きい会場でできるのは光栄なことですし、お客さんもいるので、たくさん盛り上がって行けたらいいなって思ってます。ただ、帆風千春ちゃんが最後っていうのもあるので、本番は感情がぐちゃぐちゃになると思うんですよね。それでも、とにかく、パシフィコでの経験を積めることと、ファンの皆さんに久しぶりに会える嬉しさを感じながら、楽しみながらやりたいなって思います。

【 涼花 】 昼と夜で曲が変わるし、盛りだくさんなライブになっているので、すごい楽しみな気持ちです。ちはるん卒業で絶対に泣いてしまうんやろうなって思うんですけど、笑顔で送り出したいなって、素敵な1日になったらいいなって思います。

【 白沢 】 めちゃめちゃ個人的に、「君はMoon」のラスサビを帆風千春ちゃんと一緒にやるんですけど、そこが楽しくて。ちはるんとの思い出もたくさんあるんですけど、その中でも上位にくるくらい楽しい思い出なので、全体を通してももちろんなんですけど、一番ちはるんの存在を感じられる場所を全力で楽しみたいなって思ってます。

【 西條 】 新曲パートが終わるまでは安心できないんですけど、ちはるんは最後ですし、今回は10人でのライブになっていて。振り付けやフォーメーションも全部、10人バージョンに変わっていて。全ての曲が、この日しか見れないものになっていると思うので、私自身もそうなんですけど、しっかりと目に焼き付けて終わらせたいなと思います。



22/7 新作は相手への思いやりとは何か?自問する1曲。西條和、白沢かなえ、海乃るり、涼花萌の4人に、作品の解釈と卒業するリーダー帆風千春への想いを訊く。は、WHAT's IN? tokyoへ。