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『砕け散るところを見せてあげる』で三度目の共演。中川大志×石井杏奈の役作りの信念。「自分を知ることが大切」

漫画家の浅野いにおやヤマザキマリ、作家の伊坂幸太郎らが絶賛した竹宮ゆゆこの小説『砕け散るところを見せてあげる』が中川大志と石井杏奈のW主演で実写化される。曲がったことが大嫌いな清澄(きよすみ)に壮絶ないじめから救われた玻璃(はり)。二人の出会いは高校生の青春物語からサスペンスへと展開し、やがて壮大なラブストーリーへと広がっていく。「小説の新たな可能性を示した傑作」と称されたベストセラーの映画化に、1998年生まれの同級生である中川と石井はどう挑んだのか。ドラマ『GTO』、映画『四月は君の嘘』に続いて三度目の共演となる二人に話を聞いた。

取材・文 / 永堀アツオ 撮影 / 冨田 望


◆幸せな瞬間と受け入れがたい残酷さは隣り合わせ。衝撃的だけど、シュールなコメディ要素もあるクオリティの高い映画になった。(中川)
砕け散るところを見せてあげる 中川大志 WHAT's IN? tokyoインタビューーー まず、W主演を務める心境から聞かせてください。

【 中川 】 初めて共演したのが中学校2年生の時だったんですよね。今回3回目の共演でW主演ということで、最初に杏奈ちゃんがこの役をやりますって聞いた時は、すごい安心感というか、信頼感がありました。それと、これまでの杏奈ちゃん自身のイメージとは全然違う役柄だったので、どんな玻璃になるのか、すごく楽しみでもありました。とにかく、こういう難しい作品に一緒に挑む相手としては本当に心強いなっていう印象でした。

【 石井 】 中学2年生の時に出会った大志くんとご一緒できて、しかも、W主演ということで、すごく感慨深いです。でも、いい意味で変わってないなと思って。大志くんの真っ直ぐさやお芝居にかける情熱は刺激的でしたし、撮影中も毎日、清澄としている大志くんに、改めて尊敬の念を感じていました。私は頼りっぱなしで、支えていただいていたのですが、すごく演じやすかったですし、三度目の共演だからこその空気感もあったのかなと思います。